養父やぶ)” の例文
そのとき行ったきり私は行っていないが、きけば鶴山の鶴(じつはコウノトリだが)が出石郡から移動して、このころでは養父やぶ郡の方へ来たそうである。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ここから八里くらいも歩いたことでしょう、私を乗せた汽車は午後九時五分、養父やぶ駅を離れて行きます。
単独行 (新字新仮名) / 加藤文太郎(著)