飼葉屋かいばや)” の例文
見ると、それはこの近所に住んでいる馬秣屋まぐさやの亭主です。この時代には普通に飼葉屋かいばやとか藁屋わらやとか云っていましたが、その飼葉屋の亭主の直七、年は四十ぐらいの面白い男でした。
半七捕物帳:61 吉良の脇指 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)