飼禽かいどり)” の例文
「いや、彼はたのむ所がなくて、わがふところに投じてきた窮鳥きゅうちょうだ。それを殺すは、飼禽かいどりくびるようなもの。玄徳こそ、義のない人間といわれよう」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)