食通振しょくつうぶ)” の例文
いろいろ互いに食通振しょくつうぶりを披瀝ひれきしたが、結局、パイナップルの鑵詰かんづめしるにまさるものはないという事になった。桃の鑵詰の汁もおいしいけど、やはり、パイナップルの汁のような爽快そうかいさが無い。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)