韵字いんじ)” の例文
と、自身の得る韵字いんじ披露ひろうしたが、その声がすでに人よりすぐれていた。次は頭中将とうのちゅうじょうで、この順番を晴れがましく思うことであろうと見えたが、きわめて無難に得た韵字を告げた。
源氏物語:08 花宴 (新字新仮名) / 紫式部(著)