音楽はやし)” の例文
旧字:音樂
彼はこうして何のためか、何の音楽はやしをかなでるつもりか、夏のひと夜をともれたり消えたりしているのだった。哀れといえばいとも哀れ、にぎやかであるといえば、さわに賑やかだった。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)