鞠子辺まりこあたり)” の例文
茶棚のわきふすまを開けて、つんつるてんな着物を着た、二百八十間の橋向う、鞠子辺まりこあたりの産らしい、十六七のおさんどんが
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)