革文庫かわぶんこ)” の例文
毛はかなりに太いもので、それは人間の手で丁度ひと掴みになるくらいのたばをなしている。油紙に包んで革文庫かわぶんこおさめられて、文庫の上書うわがきには「妖馬の毛」としるされてある。
馬妖記 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)