“青年(ひと)” の例文
この青年(ひと)は、なぜかそのころ学校を休んで、何とはなしに日を送っていましたが、私には別に不思議にも見えませんでした。
あの時分 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
掘立小屋のやうな茶店には繪描きのやうな青年(ひと)がひとりで雨宿りして牛乳を飮んでゐました。
大島行 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
私の部屋(へや)に三人、友だちが集まっています、その一人は同室に机を並べている木村という無口な九州の青年(ひと)、他の二人は同じこの家に下宿している青年(ひと)で
あの時分 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ある日樋口(ひぐち)という同宿の青年(ひと)が、どこからか鸚鵡(おうむ)を一羽、美しいかごに入れたまま持って帰りました。
あの時分 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)