靄々仁恕あいあいじんじょ)” の例文
大任にあたること、三十一年、憂危心に積み、日に勤めて怠らず、専ら民に益あらんことを志しき、と云えるは、真にれ帝王の言にして、堂々正大の気象、靄々仁恕あいあいじんじょの情景、百歳のしも
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)