“露路口”の読み方と例文
読み方割合
ろじぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七斤ねえさんはこれに対してまだ答えもせぬうちにたちまち七斤が露路口ろじぐちから現われた。そこで彼女は夫に向って怒鳴りつけた。
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「わかったのは、つい、二刻ふたときほど前のことでございます。……ちょうど通りすがりに、露路口ろじぐちで騒いでいますから、あっしも、ちょっと寄ってのぞいてまいりました」
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)