“雪割”の読み方と例文
読み方割合
ゆきわれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地で「雪割ゆきわれ」ととなえるは、莢豌豆さやえんどうのことで、その実の入った豆を豚のあぶらでいためて、それにお雪は塩を添えたものを別に夫の皿へつけた。彼女は夫の喜ぶ顔を見たいと思った。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)