雪上ゆきあが)” の例文
ある雪上ゆきあがりの午前だった。保吉やすきちは物理の教官室の椅子いすにストオヴの火を眺めていた。ストオヴの火は息をするように、とろとろと黄色きいろに燃え上ったり、どす黒い灰燼かいじんに沈んだりした。
寒さ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)