雨畑あめはた)” の例文
私はついでに白峰山脈の南の端にある青薙あおなぎ山に登って、東河内の谷から田代へ下ろうと慾張った為に、鰍沢かじかざわから舟で富士川を下り、飯富に上陸して早川の支流雨畑あめはた川に沿い、雨畑村に行き
大井川奥山の話 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
十七年には原田豊吉博士と鳳凰山に登りて雨畑あめはたに至り、小河内こごうちに踰えている。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
是等は主に小山であってアイヌ語のモリとく一致している、しかもこの言葉は死語ではない、今も甲州の老猟師が往々口にする所で、雨畑あめはた附近の猟師はざるヶ岳を笊ヶ森と呼んでいるのである。
マル及ムレについて (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)