隠身おんしん)” の例文
おお、もしその鉄板が、いちどおちてこようものなら、いかに隠身おんしん自由、怪力無双かいりきむそうなものでも、五体ははちとなって圧死あっししてしまうであろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
侏儒は、その隠身おんしんの働きぶりを、やや自慢らしい顔で話しつづける。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)