陽成帝ようぜいてい)” の例文
陽成帝ようぜいてい元慶げんけいの五年五月には、在原行平ありわらのゆきひらが、奨学院しょうがくいんという学校を新たにおこしたが、そのときに、物部斯波もののべのしなみ連永野むらじのながのという二名の史生が、折から上洛中の陸奥みちのくの民の代表者をつれて来て、講堂で
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)