“陵戸”の読み方と例文
読み方割合
りょうこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その官に属するものは、前の官戸というものにも似、陵戸りょうこもまた雑戸ざっこの一つと云ってよい様ではありますが、雑戸ざっこはもとより賤民というではない。
陵戸りょうこは賤民として疎外されますから、逃亡したりなどしてだんだんと減って来る。これに反して陵墓の数は次第に増して、墓守の需要はますます多くなって来る。
中にも私奴婢の如きは、全く主人の財産で、売買譲与も出来る、殆ど人類としての権利は認められていなかったのであります。このほかには陵戸りょうこというのがあります。