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陳文昭
ふりがな文庫
“陳文昭”の読み方と例文
読み方
割合
ちんぶんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんぶんしょう
(逆引き)
その人は、
陳文昭
(
ちんぶんしょう
)
といって、なかなかな人物だという市評がある。
陽穀県
(
ようこくけん
)
から廻ってきた公文書を一
瞥
(
べつ
)
すると
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いや、そんなケチな
真似
(
まね
)
はしたくねえ。おれが逃げたら、おれによくしてくれた
東平府
(
とうへいふ
)
の奉行
陳文昭
(
ちんぶんしょう
)
さまの落度になる。それにあの小役人ふたりも、途中なに一つ、おれには辛くしなかった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なお、奉行の
陳文昭
(
ちんぶんしょう
)
は、そうした公的な半面、ひそかに人をやって、獄中の武松を
宥
(
いた
)
わった。武松は義人である、その行為は、
猛
(
もう
)
に過ぎて惨酷な犯行を敢てしたが、心情愛すべきところもある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陳文昭(ちんぶんしょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
陳
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
昭
常用漢字
小3
部首:⽇
9画
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