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阿房
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あぼう
ふりがな文庫
“
阿房
(
あぼう
)” の例文
椀を伏せたような
阿房
(
あぼう
)
峠まで、重たい水蒸気にのしかけられて、
黯緑
(
あんりょく
)
で埋まった森の中に、水銀が湛えられる、その上に乗鞍岳が、峻厳にそそり立って、胴から上を雲に没している。
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
針木
(
はりのき
)
峠がそうであった、
阿房
(
あぼう
)
峠がそうであった。乗鞍はまだしも、御岳のように登山者の多い山にも登路が記入してない。或は無い方が寧ろ人を誤る
虞
(
おそれ
)
がなくてよかったかも知れない。
思い出す儘に
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“阿房”で始まる語句
阿房宮
阿房陀羅経
阿房鳥
阿房払
阿房蝉
阿房鴉