“間人穴太部”の読み方と例文
読み方割合
はしひとのあなほべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「古事記」に「間人穴太部はしひとのあなほべ王」とある欽明天皇の皇子の御名を、「日本紀」には「埿部穴穂部皇子」に作り、その古訓に、「埿部」を「ハセツカベ」と訓ませている。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
間人連はしひとのむらじ、中臣間人連、丹比間人宿禰、間人穴太部はしひとのあなほべ王、間人穴太部女王、間人はしひと皇女などこれである。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
しかもその埿部穴穂部皇女の御名を古事記に間人穴太部はしひとのあなほべ王に作り、法王帝説に穴太部間人王と書いてあることによって、埿部はせつかべ間人はしひとと同一であるべきことは既に述べた。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)