“鎮護詞”の読み方と例文
読み方割合
イハヒゴト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其が転じて、対等或は其以下の者にも行ふことの出来る技術となつては、鎮護詞イハヒゴトなる名と、其に従ふ内容の分化が起つたのである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だから、よごとであるべきものが鎮護詞イハヒゴトと呼ばれたり、又祝詞と呼ばれる物の中にも、斎部イムベなどのいはひ詞を多く交へてゐる訣である。
其陰陽道の方式は鎮護詞イハヒゴトと同じ様な形式を採つた。固有様式で説明すると、主長・精霊の間に山人の介在する姿をとるのである。