“鎮西八郎為朝宿”の読み方と例文
読み方割合
ちんぜいはちろうためともやど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊本市中に、戸口に「鎮西八郎為朝宿ちんぜいはちろうためともやど」の張り紙あるを見て、その理由を問えば、天然痘をのがるるマジナイであった。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
麻疹はしかの流行に際し、入り口に「鎮西八郎為朝宿ちんぜいはちろうためともやど」と題して、わが家には病気入ることできぬものと信じおるがごとき、隣家の失火に際し、主人自ら鎮火の祈祷きとうを行い
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)