“錢苔”の読み方と例文
新字:銭苔
読み方割合
ぜにごけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錢苔ぜにごけのいつぱい生えてゐる黒くしめつた墓石に、寂性清寥居士といふ名前を見つけてかなり心を騷がせ、その墓のまへに新しく飾られてあつた紙の蓮華の白い葉に
思ひ出 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)