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銀杏樹
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いちやう
ふりがな文庫
“
銀杏樹
(
いちやう
)” の例文
夕日の眞赤な光が對岸の緑の平野の上に被ひかぶさつて、地平線を
凸凹
(
でこぼこ
)
にする
銀杏樹
(
いちやう
)
らしい、また
欅
(
けやき
)
らしい樹の塊りは、丁度火災の時のやうに、氣味わるく黒ずんでゐる。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
今言つた二階は大きな
銀杏樹
(
いちやう
)
と柿の樹との爲めに好く見えないが、少年は二階の欄干を越えて
母屋
(
おもや
)
の屋根へ出ると、そのままぐるりと表の方へ𢌞り、そして難なく二階の屋根へ出るやうである。
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
杏
漢検準1級
部首:⽊
7画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“銀杏樹”で始まる語句
銀杏樹下