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鉦鼓
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かねつづみ
ふりがな文庫
“
鉦鼓
(
かねつづみ
)” の例文
玄徳は今、その本陣にあって、耳を
聾
(
ろう
)
せんばかりな
鉦鼓
(
かねつづみ
)
を聞いた。しかし彼の眉は晴々とひらいた。そこへ麓から使者が馳せてきて大声に披露した。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして最後にいたるまで、
鉦鼓
(
かねつづみ
)
の者は残して、常と変るところなく、調練の
螺
(
ら
)
を吹き時の鉦を鳴らし、旗々はなお大軍そこにとどまるものの如く装っていた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と曹操の言下に、合図の
鉦鼓
(
かねつづみ
)
が鳴り渡った。とたんに一人、馬を出し、馬上に弓矢をつがえた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とたんに、
鉦鼓
(
かねつづみ
)
は鳴り轟き、諸人の感称もわっとあがった。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鉦鼓”の意味
《名詞》
鉦と太鼓。
雅楽で使用される金属製の打楽器の一つ。
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(出典:Wiktionary)
“鉦鼓”の解説
鉦鼓(しょうこ)とは、雅楽で使われる打楽器の一つ。仏教で使用される場合は鉦(かね・しょう)とも称される。
(出典:Wikipedia)
鉦
漢検準1級
部首:⾦
13画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
“鉦鼓”で始まる語句
鉦鼓淵