金巾着かねぎんちゃく)” の例文
無分別にも不図ふと悪心を起し、おのれが預りの金子八十両をぬすみ出し、此方こなたへ出て見ると今の男が証拠に置いて行ったものか、かねて見覚えあるお梅の金巾着かねぎんちゃく其処そこほうり出してあった
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)