“釈迦八相”の読み方と例文
読み方割合
しゃかはっそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新富座の方は、「皐月晴上野朝風さつきばれうえののあさかぜ」と「釈迦八相しゃかはっそう」と「勧進帳かんじんちょう」と「近江源氏おうみげんじ」という列べ方で、そのうちでも一番目の彰義隊が最も世間の噂にのぼった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私は拝借の分をお返ししながら、草双紙くさぞうしの、あれは、白縫しらぬいでありましたか、釈迦八相しゃかはっそうでありましたか。……続きをお借り申そうと、行きかかった処でありました。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)