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酛
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もと
ふりがな文庫
“
酛
(
もと
)” の例文
夜が來て酒倉の暗い中から
酛
(
もと
)
すり歌の
櫂
(
かい
)
の音がしんみりと
調子
(
てうし
)
をそろへて靜かな空の闇に消えてゆく
時分
(
じぶん
)
になれば赤い三日月の差し入る
幼兒
(
をさなご
)
の寢部屋の窓に青い眼をした
生膽取
(
いきぎもとり
)
の「時」がくる。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
酛
(
もと
)
すり唄のこころは
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
酛
部首:⾣
11画