郵船ふね)” の例文
洋服姿の男がふらりと入って来て「郵船ふねは……」とくと、店員は指三本と五本を出して見せる。男は「八五だね」とうなずいてまた飄然ふらりと出てゆく。
一日一筆 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)