トップ
>
遊女
>
あそび
ふりがな文庫
“
遊女
(
あそび
)” の例文
なぜか、たった一ぺん六条裏の
遊女
(
あそび
)
と寝たことなどが、いやな回顧の陰影になって、突然、二十一歳で父を宣告された男の——自責をひとり脅かされた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜々に、肉体を男に売って生きている六条の
遊女
(
あそび
)
たちまでが、袈裟のうわさには、ひとごとならず涙ぐみ、
白粉垢
(
おしろいあか
)
に、生き疲れたたもとを、濡らしおうて
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼
(
め
)
をすら、まごまごと、清盛は、いつまでもてれていたが、これほどいる
家人
(
けにん
)
のうち、中には、こっそり六条の
遊女
(
あそび
)
町を、のぞき歩いている郎党もいないとは限らない。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“遊女”の意味
《名詞》
遊女(ゆうじょ)
宿場などの宴会で歌舞をしたり、色を売ることを業とする者。遊び女。
公許された遊郭の娼婦。
(出典:Wiktionary)
“遊女”の解説
遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
(出典:Wikipedia)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“遊女”で始まる語句
遊女宿
遊女屋
遊女狂
遊女町
遊女街
遊女買