“連句”の解説
連句(れんく)とは、詠者が読んだ最初の句に対して、その情景から次の句を連ねていく文芸である。「連句」の名称は、1904年に高浜虚子が提唱して以降、定着したものである。
日本の文学史においては、和歌から連歌が生まれ、連歌から「俳諧之連歌」が生まれた。松尾芭蕉以後は一句で独立した発句が主流となるが、与謝蕪村や小林一茶は数多くの連句作品を残した。明治時代に入ると、正岡子規が『芭蕉雑談』において「発句は文学なり、連俳は文学に非ず」として連句を批判する。それ以来、連句はほとんど消滅するが、根津芦丈などによってわずかに継承されていた。1981年、連句懇話会(現 一般社団法人日本連句協会)が設立され、全国的な組織へと成長した。
(出典:Wikipedia)
日本の文学史においては、和歌から連歌が生まれ、連歌から「俳諧之連歌」が生まれた。松尾芭蕉以後は一句で独立した発句が主流となるが、与謝蕪村や小林一茶は数多くの連句作品を残した。明治時代に入ると、正岡子規が『芭蕉雑談』において「発句は文学なり、連俳は文学に非ず」として連句を批判する。それ以来、連句はほとんど消滅するが、根津芦丈などによってわずかに継承されていた。1981年、連句懇話会(現 一般社団法人日本連句協会)が設立され、全国的な組織へと成長した。
(出典:Wikipedia)