“逝去(なく)” の例文
武「いや冗談じゃアない、実は中国の浪士で両親共逝去(なく)なって伯母の手許に厄介に成って居(お)ったが十四歳から賊心を発(おこ)して家出をなし長い間賊を働いて居ったが是まで知れずに居ったのだがね」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「おおこれはどうしたのだ、大先生が歩いておられる。大先生に相違ない。背後姿だが見覚えがある。……とはいえどうにもおかしなことだ、大先生なら去年の四月に、三宅の島で逝去(なく)なられたはずだ!」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「金二郎様が逝去(なく)なられたら?」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)