“軽焼屋”の読み方と例文
読み方割合
かるやきや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地で名代なだい軽焼屋かるやきやの娘とがありましたが、その軽焼屋も大分離れているので、行ったことはありませんかった。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
その中に同じ故郷人くにものが小さな軽焼屋かるやきやの店を出していたのを譲り受け、親の名を継いで二代目服部喜兵衛と名乗って軽焼屋を初めた。その時が十六歳であった。
最上級でしたが、来る人は少くて、男生徒が五、六人、女は私を入れてわずか三人でした。一人は同じ町の外科病院の娘さんで内田さんといい、一人は千住せんじゅ名物軽焼屋かるやきやの娘さんで牧野さんといいました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)