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踽〻然
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くゝぜん
ふりがな文庫
“
踽〻然
(
くゝぜん
)” の例文
冬枯れ野辺を吹きすさむ風
蕭〻
(
せう/\
)
と
衣裾
(
もすそ
)
にあたり、落葉は辿る径を埋めて踏む足ごとにかさこそと、
小語
(
さゝや
)
くごとき声を発する中を
踽〻然
(
くゝぜん
)
として歩む西行。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
随分退屈な旅だつたらうが、それでもまだしも仕合せな事には少しばかり漢詩を作るので、それを唯一の旅中の楽にして、
踽〻然
(
くゝぜん
)
として夕陽の山路や暁風の草径をあるき廻つたのである。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
踽
部首:⾜
16画
〻
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“踽”で始まる語句
踽
踽々