踏歌タウカ)” の例文
田楽は、恐らく固有の「田遊タアソビ」と踏歌タウカ呪師ジユシ芸能の色んな形に混合したものと思はれる。だが単に庭或は、座敷芸と考へてはならない。
朗詠の平安の都に栄えた理由として、踏歌タウカセチの「詠」に美辞を練つた事を第一に言ふべきである。而も踏歌の夜の詞曲は、唐化流行頂上の時勢にも、やはり大歌や、呪詞が交へ用ゐられた。