越中越後えっちゅうえちご)” の例文
そもそもこの登竜は越中越後えっちゅうえちごの海中に多く見受けられるものにして、夏日に最もしばしばこの事あり、一群の黒雲虚空こくうより下り来れば海水それに吸われるが如く応じて逆巻さかまきのぼり黒雲潮水一柱になり
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)