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赤酒
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せきしゆ
ふりがな文庫
“
赤酒
(
せきしゆ
)” の例文
横山——左の
蟀谷
(
こめかみ
)
の上に二銭銅貨位な禿があつて、好んで新体詩の話などをする、二十五六のハイカラな調剤助手に
強請
(
ねだ
)
つて、
赤酒
(
せきしゆ
)
の一杯二杯を美味さうに飲んで居ると、屹度誰か医者が来て
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「この中には、
和蘭渡
(
おらんだわたり
)
の
赤酒
(
せきしゆ
)
がある。ほんの少しばかりだが、その味の良さといふものは、本當にこれこそ天の美祿といふものだらう。ほんの一杯づつだが、皆んなにわけて進ぜ度い。さア、
年頭
(
としがしら
)
の七平から」
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“赤酒”で始まる語句
赤酒許