“赤猪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかい50.0%
あかゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八十神やそがみ大穴牟遅おおなむちの神を欺いて、赤猪あかいだと言ってまっかに焼けた大石を山腹に転落させる話も、やはり火山から噴出された灼熱した大石塊が急斜面を転落する光景を連想させる。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「この山に赤猪あかゐあり、かれ我どち追ひ下しなば、汝待ち取れ。もし待ち取らずは、かならず汝を殺さむ」といひて、火もちて猪に似たる大石を燒きて、まろばし落しき。