賛美歌さんびか)” の例文
賛美歌さんびかというものだろうと考えた。締め切った高い窓のうちのでき事である。音量から察するとよほどの人数らしい。美禰子の声もそのうちにある。三四郎は耳を傾けた。歌はやんだ。風が吹く。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いのらまし賛美歌さんびか十五番じふごばん
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)