“謠曲”の読み方と例文
新字:謡曲
読み方割合
うたひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甥は私よりは三つも下の少年でしたが、謠曲うたひの文句などを諳記して居て、斯の祖母さんの側でよく歌ひました。
私が姉の家に居る頃、あそこの祖母おばあさんが時々なぐさみに琴を鳴らしたことを貴女に御話しましたらう。小さな甥までが謠曲うたひの一ふしぐらゐは諳記そらんじて居ることを御話しましたらう。