諾意だくい)” の例文
自分の算盤玉でやって行く商人の自由な境涯きょうがいうらやましがっている。息子が義兄の店で勤め上げて一本立ちにして貰えるならこの上はない。その意味から既に先方へ諾意だくいを表していたのである。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)