“談論”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんろん50.0%
はなし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢野はからだを横に、身を片ひじにささえながら、ザボンを片手にもてあそびつつ、大木の談論だんろんを聞いてる。にこにこ笑う顔に病人らしいところは少しもない。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
その客は服部五郎兵衛はっとりごろべえと云う私の先進先生、至極しごく磊落らいらくな人で、主客しゅかく相対あいたいして酒を飲みながら談論はなしは尽きぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)