該撒しいざる)” の例文
逍遙氏の劇論も亦た今に始まりしにあらで、「小説神髄」の著、「該撒しいざる奇談」の訳などありし頃よりの事なり、末松博士など直接に文界に関係なき人迄も、之を論議せし時代もありき。
劇詩の前途如何 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)