“見切時”の読み方と例文
読み方割合
みきりどき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何に貧乏な書生生活でも、東京で二十円の借家から六畳二室ふたま田舎いなかのあばら家への引越しは、人目ひとめには可なりの零落れいらくであった。奉公人にはよい見切時みきりどきである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)