“裒然”の読み方と例文
読み方割合
ほうぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抽斎随筆、雑録、日記、備忘録の諸冊中には、今すで佚亡いつぼうしたものもある。就中なかんずく日記は文政五年から安政五年に至るまでの三十七年間にわたる記載であって、裒然ほうぜんたる大冊数十巻をなしていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)