装飾つくり)” の例文
旧字:裝飾
昔の作者を思わせるようなこの人の扮装なりの好みや部屋の装飾つくりは、周囲の空気とかけ離れたその心持に相応したものであった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
あなたのお年齢で、お装飾つくりを、大義とばかり仰しやるは、よくよく御苦労ありやこそと、お心汲んでをりますれど。さうばかりでは、なほの事、お気が塞いでいけませぬ。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)