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裂帛
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れつぱく
ふりがな文庫
“
裂帛
(
れつぱく
)” の例文
樂聲は我を引いて怪しき
巖室
(
いはむろ
)
の中に入りぬ。是れ温柔郷なり。一呼一吸戀にあらざることなし。忽ち
裂帛
(
れつぱく
)
の聲あり。幕は開きたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
全く
裂帛
(
れつぱく
)
の叫びとはこの時私がきいたのをいうのだろうが私はその刹那全身が一時に凍つたかと思つたのである。
殺人鬼
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
四絃一声
裂帛
(
れつぱく
)
のごとし
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“裂帛”の意味
《名詞》
裂 帛(れっぱく)
絹、布を引き裂くこと。
布を引き裂くような叫び声。女性の悲鳴、剣豪の雄叫び、鳥の鳴き声などを形容する。「裂帛の気合」など
(出典:Wiktionary)
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
帛
漢検1級
部首:⼱
8画
“裂帛”で始まる語句
裂帛的