被存ぞんぜら)” の例文
御会ごえしゃく、度々、痛み入り候、老生、あいにく先頃より風邪ぎみ、年老としよりの水ばなよりは、清純一枝の芍薬こそ、諸君子の旅情を慰め申すに足るべく、被存ぞんぜられ候まま、花に花持たせて
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)