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おもてがき
ふりがな文庫
“
表書
(
おもてがき
)” の例文
枕元に、美和子宛の速達が来ていた。
表書
(
おもてがき
)
の筆蹟が、努めて違えてあるようだが、どこか、美沢のそれらしかったが、裏を返しては見なかった。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
使の者に聴くと、「国手——、国手——」と二三度小声で呼びかへしてゐたさうだが、返事の
表書
(
おもてがき
)
には同じやうに「××国手」とこちらを国手扱ひにしてゐた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
硫黄採煉明細書と版に彫ったように正しく
表書
(
おもてがき
)
がしてある。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
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