衣紋裝束えもんしやうぞく)” の例文
一時の太平にれて衣紋裝束えもんしやうぞく外見みえを飾れども、まこと武士の魂あるもの幾何かあるべき。華奢風流にすさめる重景が如き、物の用に立つべくもあらず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)